エギングの始め方

釣り方紹介

エギングとは

エギングとは、餌木という疑似餌を使って、イカを狙う釣りを指します。

疑似餌というと、餌釣りを主にしている人からすると、なんだか難しく感じてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
実際、私もやってみるまで(ホントに釣れるの?)と非常に抵抗がありましたが、初回のビギナーズラックで2ハイを釣り上げてからというもの、その準備の楽さと楽しさに、週4で通うほどにドハマりしました。

近くにイカ釣りの実績のある釣り場があるのであれば、お勧めです!!

必要な道具

最低限、竿とリールと餌木が必要です。

Webで餌木を調べてみると、一本1000円越えなどもたくさん売っています。
エギングロッドも専用リールも、なかなかエグい値段のやつがならんでいます……。
しかし、それらが絶対に必要かというと、そうではありません。

釣りを始めて間もないころ、私が初めにイカを釣ったタックルは、万能タックルとして用意したシーバスロッドとストラディックC3000番。餌木はダ〇ソー製品でした。
それでも釣れるときは釣れるもの、誘ってくれた後輩君たちを尻目に、自分だけイカが二杯も釣れてしまいました。

ペツリンチュ
ペツリンチュ

無欲の勝利なのか……?
秋でしたが、500gくらいの良いサイズだったなあ。

とりあえずやってみる、というレベルであれば、自分の持っているタックルで、3.5号の餌木が投げられるものを見繕ってみるといいでしょう。

餌木は〇イソーでもいいですが、お勧めは「釣りのポイント」のエギボンバー!
私が相性いいだけかもしれませんが、エギボンバーでキロ越えを何杯も釣っています。

ウサショッピン
ウサショッピン

餌木が投げられるタックルがあるのであれば、
それを使って試してみるのが吉!  お金は大事だよ~。
続けるかどうかわからないのであればなおさら!
釣り竿もリールも高いのよねぇ……。

ペツリンチュ
ペツリンチュ

エギングロッドもそこそこ万能に使える部類の竿なので、
ロッドを一つも持っていないのであれば
あまり高すぎないやつを一つ買ってみるのもいいかもしれないね。


専用のロッドやリールは、やりやすさのためにあると思えば大体あっていると思います。

エギングはずっとロッドをしゃくり続ける釣りなので、重すぎるとすぐ疲れますし、硬すぎたり長すぎたりすると餌木をうまくコントロールできません。
アタリが取れない、という理由もありますが、まあ最初はそんなに明確にわからないので、アタリに関してはそこまで気にしなくてもOKです。

もしイカが釣れて、エギングが楽しくなってきた!と思えたなら、長く楽しく釣りするために、専用のタックルを買いそろえるのも楽しいかもしれません。
私はハマってしまったので、エメラルダスとヴァンキッシュのタックルを使っています。


餌木についてですが、安い餌木は、

  • おもりや羽などが外れやすく、壊れやすい
  • 沈降するときの姿勢の信頼性が低い
  • 釣れないとき、餌木が悪いのではないか、という考えに取りつかれる

というデメリットがあります。
まあ、2,3番目は気分の問題の可能性もありますが……笑

ただ、初めての釣り場で高い餌木を根がかり・ロストさせてしまったりすると、精神衛生上もよくありません。
なので、地形や様子がわかるまでは安い餌木で、状況把握して、ここぞ!というときにはよい餌木を使う、など、餌木を使い分けるといいでしょう。

あとは、リールに巻く道糸(PE0.5~1号くらい、0.8号あたりが無難です)。
PEは横方向の擦れに弱いので、リーダーというフロロカーボンの糸。
これは道糸に合わせるべきですが、PEが0.8号であればリーダーは12lb(3号)あたりです。
それと餌木を簡単に付け替えできるようなスナップ。
最後に釣れたイカを取り込むたも網かギャフ。別の釣りでたも網を持っているのなら、その流用でいいと思います。

ウサショッピン
ウサショッピン

タックル(竿とリール)、餌木、
道糸、リーダー、スナップ、たも網…
けっきょくこまごまとした道具が必要なのねえ……

ペツリンチュ
ペツリンチュ

初めから全部専用の道具なんて必要ないぞ!
PE2号だろうがシーバスロッドだろうが、釣れるときゃ釣れる!

釣り方

Webで検索すると、いろいろなやり方が紹介されています。
ただどんな方法でも、「イカは、餌木が落ちていくときに捕食する」という基本は同じです。

私が実際に行っている方法は以下のやり方です。

  • キャストし、着底すれすれくらいの秒数を数える
  • 3回、糸を巻きながらしゃくる(一回のしゃくりに0.5秒強くらい?)
  • 7~9秒待つ(季節や風、潮によって微妙に変えます)
  • 以降、しゃくりと待ちを繰り返し、イカがかかるのを待つ
    餌木が近くにきたらキャストからやり直し。

着底すれすれくらいの秒数、というのは、何度も行っている場所だからわかることですね。
初めは餌木を投げた後、糸の出が極端に少なくなる(もしくは出なくなる)までの秒数を何度か数え、地形を把握しましょう。

手順の「7~9秒待つ」のときにイカがかかります。
明確なアタリがわかるときもありますが、次にしゃくったときにギューン!と引っ張られて、かかっていることに気づくことが大半です。ええ、へたくそです笑

ペツリンチュ
ペツリンチュ

釣れりゃいいのさ……

かかったら、強く合わせる必要はありませんが、餌木を横抱きしているだけ(=カンナが刺さっていない)の可能性もありますので、ちょっと強めにグッと竿を立てるといいかもしれません。
やりすぎて、竿を折らないようにご注意ください。

あとは竿のしなりとドラグを使いつつ、糸を巻いて寄せていきましょう。
大きい場合、かなり強くギューーーーーン!と逃げていくかもしれません。
ほかの魚と同じく、向こうが引っ張っているときは竿でいなし、向こうが引っ張るのをやめたら、糸が緩まないように竿を調整しながら、ひたすら糸を巻いていきましょう。

向こうがジェット噴射しているときに、こっちも無理に引っ張ったりすると、糸が切れたり足がちぎれてゲソだけになったりします。慎重に、そして大胆に寄せましょう!

ランディングもほかの魚と大体同じですが、イカは餌木と逆方向(=イカの頭の方向)に逃げていきます。なので、タモはイカの頭(=餌木と逆)のほうから近づけていきます。
ここがほかの魚と感覚的に逆ですね。魚は後退が苦手なので、くらいついている口=仕掛け側から掬うことが多いと思います。
しかしイカの場合、仕掛け側=餌木をつかんでいる足から近づけようとすると、ジェット噴射して逆方向へ逃げるので、なかなか網に入りません。
ちょっと慣れが必要ですが、感覚的にわかると簡単に掬えるようになるかと思います。
ぜひたくさん釣って慣れましょう!!

イカ釣りのいいところ

なんといっても、持っていく道具が少ない!

  • タックル(ロッドとリール)
  • 餌木
  • たも網(たためるヤツだと移動が楽です)
  • 持って帰るためのビニール袋?

こだわる人はクーラーボックスを持っていくかもしれませんが、シーズンは春か秋、暑くはない時期なので、私はビニール袋で済ませています。1杯釣れたらそのあとはそんなに長くやりませんし。
あとはイカ締めピックと、磯で釣ることが多いのでそれ用の靴とかヘッドライトくらいですかねえ。
餌釣りとくらべたらもうラクチン!
それでいて、陸からの釣りでも2キロ半とかの大物が釣れる時もあり、ロマンに満ち溢れています!
タモに入れるまでのドキドキ、もうサイコーです!!

また、イカは保存がラクチン。魚と比べて下処理が少なく、すぐ食べないのであれば冷凍庫にそのまま入れることでかなりの長期間持ちます。強者は1年前の冷凍イカを刺身で食うとか…… 自己責任でお願いします。

そしてなによりも、刺身・焼き・天ぷら・炒め物と、何をしてもおいしい!!
自家製塩辛とか楽しすぎます。

釣ってよし、保存してよし、食べてよし。
ぜひ皆さんも、簡単・楽しいイカ釣りを経験してみませんか?

ペツリンチュ
ペツリンチュ

釣れないときは、8時間しゃくっても釣れないですがね……
腱鞘炎になりました。

ウサショッピン
ウサショッピン

ふつうの人はそこまでやらずに帰るのよぉ。
駐車場代3800円かかったって言ってたわね~。
お疲れ様。

シマノ(SHIMANO) 23 ヴァンキッシュ C3000XG 045324

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